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長崎の美味しいお菓子

長崎のお菓子はカステラ以外にも独特の文化で生まれたお菓子がたくさん存在しています。

小さい頃から駄菓子屋さんや、スーパーなどで母親にねだり味わっていたものが、今ではメジャーになっていたりして少し喜んだり、驚いたり...。

そんな長崎の愛するお菓子は懐かしい味とともに子どもの頃の記憶が蘇ります。
また、菓子職人が現代にアレンジして、見事な新作を生み出し、人気のスイーツとなっています。
このような新旧の長崎スイーツを紹介します。

長崎のお菓子の数々

中国風のお菓子や、南蛮から伝わったお菓子など、その歴史が分かる長崎の美味しいお菓子たちです。

長崎一口香

何とも不思議なお菓子です。過去に何度かTVでも中が空っぽのお菓子として紹介されています。元々は中国から伝来したお菓子で、保存食として重宝されていたようです。
そのからくりは、水飴を溶かした湯水で練った小麦粉の皮で黒糖の飴を包み、それをオーブンで焼き上げます。すると小麦粉と水飴の皮はボーロ状となり、包んだ中の黒糖の飴は溶けて皮に付着して空洞となるのです。 食感はやや硬く、噛んでいく内に中の飴が口の中で拡がり、小麦粉の皮と馴染みだし、その美味しさが膨らんでいきます。

おすすめのお店

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茂木一○まる香(いちまるこう)本家

長崎の人は一口香といえば茂木、というくらい有名な長崎市茂木地区に店舗を構える「元祖茂木の一口香」です。創業弘化元年(1844年)「一〇香」や「茂木ビワゼリー」、「長崎生ドラ」などを創菓、伝承の技に新たなる考案を加え、次世代へ伝える多数のスイーツを創作し続けています。水飴、小麦粉、黒砂糖、ハチミツ、唐アク、胡麻を原料として作られた一口香はその皮を開けるとゴマの香ばしさと甘い香りがミックスしたとても美味しいお菓子です。贈答用にも喜ばれています。

茂木一まる香本家 長崎市茂木町1805 ※他に店舗あり
営業時間 9:00〜18:00 定休日:水曜日
TEL 095-836-1919


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長崎茂木一○まる香東急百貨店ネットショッピング
  長崎銘菓 「茂木一○香本家 一○香5個入りセット」



よりより

これも中国から伝来したお菓子です。一般的には麻花(マファール)といいますが、唐人巻きなどとも呼ばれていました。長崎では「よりより」が一般的で親しみがあります。作り方は、小麦粉を細くして、それを2本よりよりに交差させ、油で揚げます。独特の歯ごたえと風味は、美味。噛めば噛むほど味が染み渡ってくる感じです。長崎中華菓子の定番となっています。以前は駄菓子屋さんにも置いてあり、古くから長崎っ子に愛されているお菓子です。

おすすめのお店

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中華菓子 萬順

長崎の人々に親しまれている「よりより」は、創業120年、この萬順で作られています。「唐人巻き」「南京巻き」等とよんでいたのを、昭和三十年頃当時の代表が「よりより」と名前を定め、現在に至っているそうです。揚げる時には、大豆油を使用していますので、小麦粉の旨味を引き立てています。よりよりは機械ではなく、1本1本手作りで編むようにつくられています。そのかたい食感は、噛むごとに味わいが増してくる不思議な美味しさです。値段もとてもリーズナブルとなっています。ぜひ一度お召し上がりくださいね。

中華菓子 萬順 めがね橋店
長崎市諏訪町6-3 営業時間 10:00〜19:00
TEL 095-893-8804

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中華菓子 林製菓

1962年(昭和37年)創業。昭和30年代に近所の数人と先代の社長が長崎駅前等で販売したのが始まりだそうです。先代からの素朴な味を守るため、日々の気温や湿度等の天候にあわせ熟成の時間等を調整し、硬すぎず、軟すぎず、手造りでしかできない味と形で、よりよりする利き手によって巻きが左右逆だったり、少し開き気味など作り手によって様々な大きさや形になっています。これこそが本来あるべき手造りのお菓子と言う思いで製造を心がけているそうです。 それ故になるべく公平になるようにと、計量にて販売されています。


林製菓よりより(麻花兒)のお取り寄せはこちら
わが街とくさんネット「長崎のお土産特産品」
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かす巻き

俗にカステラ巻きとも言われていますが、カステラ生地で主に小豆餡を巻いたものになります。これにザラメがまぶしてあるものが島原地方や長崎でも見られ、一般的には「とら巻き」といわれています。壱岐、対馬地方では外の皮が素焼きで何も付けていないものをかす巻きと呼んでいます。ただ、どちらも総称してかす巻きと呼ぶケースが多く、長崎ではとら巻きが多く、各お店で販売されていました。とら巻きは中も外も甘さ全開!、1本食すとどっかりするくらいの満足感が味わえます。

おすすめのお店

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渡辺菓子舗

対馬を代表する和菓子、加壽萬喜(かすまき)の老舗渡辺菓子舗は人気が高く、日によっては売り切れが出るほどの賑わいを見せています。このお店の「かすまき」は黒あんまたは白あんが用意されています。 こちらのかすまきは現在のところ、店舗のみの販売です。生地がきめ細かくしっとりしていて、中の餡とふんわりとしたカステラ焼きとのバランスが絶妙。手間暇かけたこし餡の上品な甘さは長崎のかすまきとまた違った味が楽しめます。

渡辺菓子舗 長崎県対馬市厳原町桟原53
営業時間 7:00〜19:00 定休日:日曜日
TEL 0920-52-0571


金平糖

金平糖は、ポルトガルから伝わった長崎ならではのお菓子です。約450年前の安土桃山時代、宣教師によって伝えられ、元禄元年には長崎で盛んに造られました。渡来当時はカステラなどと一緒に南蛮菓子と呼ばれ、一般の庶民にはめったに口に出来ないほど、非常に高価なお菓子でした。海外との交流があった長崎は、砂糖や卵などが手に入る環境があったからこそ金平糖が長崎に息づいているんですね。長崎の置長崎歴史文化博物館の売店でも販売していましたよ。かの坂本龍馬も金平糖をかじりながら海援隊に出入りしていたかも・・・。

かんころ餅

かんころ餅は長崎県五島の伝統ある郷土菓子です。その作り方は、サツマイモを薄く切って天日干ししたものを茹で、さらに寒風に晒して乾燥させることで甘みが増します。この干し芋と餅米に砂糖、水飴などを加えて一緒に蒸したのをついた昔ながらの製法です。以前は五島地方を中心に各家庭で保存食として作られていました。つき上がったかんころ餅をかまぼこの形に整え、2p程の輪切りにしてオーブンなどでこんがりしたきつね色に焼いて食べます。サツマイモの甘い香りとフルーティさがお口の中一杯に拡がります。おやつにはもってこいのお菓子です。

おすすめのお店

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真鳥餅店

五島地方では昔から各家庭で伝統の郷土菓子として作られてきましたが、初代が行商で売り始めたのが真鳥商店の始まりとのことです。現在は二代目と三代目が引き継いで、手作りの製法と五島の自然を上手く取り込みながら伝統の味を守っています。原料のサツマイモは厳選した物を茹で上げ、10月後半から12月にかけ寒風に晒して作っています。料理評論家の岸朝子さんが選んだ全国の五つ星の手土産に真鳥餅店のかんころ餅が選ばれる栄誉をいただいています。サツマイモの何とも言えない甘さが懐かしい味を引き出してくれます。

真鳥餅店 長崎県五島市三尾野1-1-8
TEL 0959-72-2588


五島かんころ餅のお取り寄せができる!

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昔ながらの長崎県五島の銘菓かんころ餅の全国発送ができます。


お取り寄せは
 長崎五島「ごとのかんころ餅」

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サイト運営者

サイト運営者のこちです。
出身地:長崎市
好きな食べ物:ちゃんぽん、皿うどん(細麺)、ごんあじ、いわしのかんぼこ
長崎生まれの長崎育ち。
小さい頃から長崎のソウルフードに親しみ、長崎のグルメ、食材をこよなく愛する一人です。
また、以前は釣りにも興じ、真鯛の5sを上げたことも。やっぱり、釣りたてのお魚は美味しいですね!



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2024年10月

 長崎かんぼこ

 長崎のイカ

 長崎皿うどん

 4位 大村甘辛カレー
 5位 旬さば
 6位 ちゃポリタン
 7位 角煮万
 8位 ちゃんぽん麺
 9位 長崎卓袱
 10位 旬あじ

10月は長崎かんぼこが前月に続き1位。長崎皿うどんが3位にUP!旬さばが5位に躍進。さばは美味しい季節に入り、脂がのって、EPAやDHAなどの栄養素も豊富です。
塩焼きや味噌煮は大好きなメニューで、ご飯も進みますね♪



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