長崎の野菜とフルーツ
長崎びわは長崎市茂木地区を中心として、長崎県各地がその生産地として栽培されています。
高級フルーツとして根強い人気を誇るびわ。オレンジ色の果実は春から初夏の季節感を感じさせてくれます。
びわはみずみずしく、ジューシーで柔らかい果実で、上品な甘さと酸味の少ないのが特徴です。
特に長崎産のびわは市場でも高級わとして重宝されています。
4月下旬から5月にかけ露地ものの出荷時期となり、早出しは関東、関西などの高級料亭などへ出荷されています。
全国トップの生産量
長崎県のびわは、ハウスびわの約70%、露地びわの約35%がを占めるびわ王国です。
その生産量において日本一となっています。
びわは寒さに弱いため、比較的温暖な気候の地で栽培されています。収穫及び出荷シーズンは2月〜6月頃です。
びわはとても水分が多く、果実の約90%が水分と言われています。びわを食すと喉の渇きが潤うのはこのせいでしょうね。びわは種が大きいので食べる部分が少ないと思っていませんか?
そんなことはありません。実際、可食率はバナナとほぼ同じで、約65〜70%位で、スイカなどよりも多いんです。
いろいろな品種の長崎びわ
長崎びわは江戸時代末期の天保・弘化年間に、中国から伝わった種を畑にまいたのが始まりとされています。びわの栽培が本格的に始まったのは、今から170年程前、長崎の茂木地区でびわ栽培が始まりました。
その長崎びわもいくつかの品種があります。
・茂木びわ・・・栽培面積で約54%を占める全国トップの品種です。長崎ブランドの代表選手ですね。
・長崎早生・・・早生品種の代表的なびわです。長崎では早くてハウスものが1月頃より出荷されます。
・福島早生・・・「長崎甘香びわ」の名称で、近年高級びわとして存在が知られる、大玉の品種です。
美味しいびわの見分け方
美味しいびわの見分け方は、果皮にハリがあり、うぶ毛と白い粉(ブルーム)が残っているものが新鮮なビワといわれています。 表皮にしわ、テカリのあるものは逆に避けた方が良いでしょう。
びわの美味しい食べ方は?
びわの皮は手でやさしくむきます。ポイントはおへそのほうからむくこと。 こうするとキレイに簡単にむくことができます。コツは果物ナイフなどで、縦半分にカットし、種を取り除いて、おへそ側から剥くと綺麗に剥けますよ!。
一旦皮をむいてしまうとリンゴみたいに変色してしまうので、皮をむいたまま置いておくときは、水につけておくと変色しません。
食べるときは水気をよく切ってくださいね。
びわは鮮度が命。メロンやバナナのように置いておいたら 甘くなるということはありません。また、長期保存もききません。なるべく早めに食べてしまうのがポイントです。また、保存する場合は直射日光を避け、風通しのよい涼しいところで保存しましょう。冷やす場合は食べる 2〜3時間くらい前に冷蔵庫へ入れておけば、美味しくいただけますよ。
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びわの加工品
長崎びわは初夏の風物詩と知られています。その季節しか味わえないびわを1年中味わえるよう、加工したものがあります。
その代表的なものが、びわの果実をゼリーの中に包んだ「びわゼリー」です。
この他にもびわの葉を100%使った健康にいいお茶「びわ茶」、「びわワイン」、「びわアイス」など、長崎びわの魅力をたっぷり詰め込んだ製品が製造・販売されています。シーズンオフ時はぜひこの加工品を賞味してはいかがですか?
JA全農ながさき[長崎お土産]まるごとびわゼリー
JA全農ながさき「まるごとびわゼリー」
サイト運営者
サイト運営者のこちです。
出身地:長崎市
好きな食べ物:ちゃんぽん、皿うどん(細麺)、ごんあじ、いわしのかんぼこ
長崎生まれの長崎育ち。
小さい頃から長崎のソウルフードに親しみ、長崎のグルメ、食材をこよなく愛する一人です。
また、以前は釣りにも興じ、真鯛の5sを上げたことも。やっぱり、釣りたてのお魚は美味しいですね!